ルシャルム アクセサリー 公式サイト

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トレーンリングをご依頼頂きました

約4分
トレーンリングをご依頼頂きました

以前、ブライダルのヘアメイクをしている友人からの紹介で、新しいチャレンジをさせて頂きました。

 

皆様、

トレーンリング

ってご存知ですか?

 

私は依頼があった時に初めて知りました。

トレーンとは、ウェディングドレスの裾のこと。

 

 

このトレーンリングのご依頼は、前撮りの時に使用するための、ブライダルの企画をしている企業からのものでした。

通常屋外での前撮りは、カメラマンだけではなくヘアメイクの方が同行して、花嫁さんのトレーンを引きずらないように持つことがほとんどのようですが。

その時は、ヘアメイクさんの同行はなし。

そこで企画会社の担当の方が色々調べたところ、トレーンリングなるものがあると分かったそうです。

 

トレーンリングとは、トレーンを床に引きずらないように、大きな輪っかに通して花嫁さん自らが持つ、というもの。

 

でも、行き着いたは良いけど、検索しても情報がほぼない状態だったそうです。

作れそうな人を知らないかと探したところ、私に行き着いたという訳です。

 

私も実際に検索してみましたが、Googleでもインスタでも1つずつしか画像を見つけることが出来ませんでした。

大手の結婚式場では所有しているところもあるようです。

 

まず先に出来上がりをお見せしましょう。

 

 

直径50センチほどのリングです。

 

何が問題だったかって、リングの土台を何にするか。

 

最初思いついたのはフラフープでした。

でも直径が大き過ぎるのですよね。

 

結局色々探してみましたが、土台から自分で作るしかないという結論に。

しかも重いトレーンに耐えられる素材で・・・

 

ご依頼頂いたのが丁度忙しい時期で、他にも色々考えることやることが沢山あって、『あ”ーーーーーっ!!』となりかけた頃。

以前ウェディングのヘアメイクやヘッドドレスを作っていた友人のことを思い出して連絡をしてみました。

こういう時に持つべきものは友ですね!

 

やはり彼女もトレーンリングの存在を知らなかったのですが、アイデアをもらうことが出来、更にアレンジして無事作ることが出来ました!

何を使用したかは企業秘密ということで(笑)

 

 

分かりにくいかもしれませんが、バラの両脇のお花は左右違う種類に。

チュールも片蝶結びであるだけではなく、左右をアシンメトリーにするという、パッと見ただけでは分からない部分にまでこだわりました。

 

リボンをリングに巻いている時に、20代前半の頃フラワーアレンジメント3級を取得したことを思い出しました。

すっかり忘れていましたケド(笑)

ブーケの持ち手にリボンを巻いた記憶を辿りながら、丁寧に丁寧に巻き付けていきました。

何事も経験しておくということは良いことですね!

 

ウェディングという大切なシーン。

新郎新婦のお手元に渡る写真に納められるかは分かりませんでしたが、幸せのお手伝いを精一杯させて頂きたかった。

 

頑丈に作ったつもりでしたが、前撮りの日は大丈夫かドキドキ。

無事撮影も終了し、『バッチリでした!』とご連絡を頂き、ホッとしました。

 

どんなものか実際に見たこともない中、試行錯誤して製作することは、大変ではありましたが、とてもやり甲斐がありました。

 

友人曰く、前撮りだけではなく、ガーデンウェディングなどでも需要があるのではないかとのこと。

最近結婚式に参列することもなくなったので知りませんでしたが、ガーデンウェディングだと花嫁さんが自分でトレーンを持ち上げながら歩くこともあるそうですね。

 

せっかくの晴れの日ですから、花嫁さんには美しい姿でいて欲しいもの。

 

トレーンリング、是非ご用命下さいませ。

リボンやお花はご予算に合わせてアレンジ致します。

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